テレマティクス自動車保険とは?仕組みやメリット、データの活用方法を解説

テレマティクス自動車保険とは?仕組みやメリット、データの活用方法を解説「自動車保険を見直したいけれど、種類が多くて違いがわかりにくい」と感じていませんか?

従来の自動車保険は、事故が起きてしまったときに経済的な負担をカバーする「もしものときの備え」だけが目的でした。しかし近年は、事故を「未然に防ぐ」ことまでサポートする新しいタイプの自動車保険、テレマティクス自動車保険が登場しています。

テレマティクス自動車保険とは、デジタル技術で取得した走行データを活用し、迅速で的確な事故対応を実現したり、運転を見える化したりすることで安全運転支援を行う、新しいタイプの自動車保険です。

安全運転スコアに応じた運転特性割引や、安全運転への取組に応じてポイントがもらえるポイントプログラム等、安全運転のモチベーション維持にも力を入れており、実際に事故の発生頻度が15%低減したという調査結果※1もあります。

本記事では、テレマティクス自動車保険の仕組みや従来型の自動車保険との違い、主な機能・メリット、事故低減の実績、走行データが地域社会で活用されている事例等をわかりやすく解説します。

テレマティクス自動車保険とは?仕組みをわかりやすく解説

テレマティクスとは、通信(テレコミュニケーション)と情報工学(インフォマティクス)を組み合わせた造語で、自動車等の乗り物に通信技術を組み合わせて、情報を取得・活用する仕組みを指します。

この技術を自動車保険に応用したものがテレマティクス自動車保険です。

あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス自動車保険の場合は、ドライブレコーダーや手のひらサイズの専用車載器(テレマティクスタグ)、スマートフォンアプリ、コネクティッドカーを通じて、速度・加減速やブレーキ等の走行データを取得・分析し、ドライバーの運転特性をスコア化したり、事故時の状況把握等に役立てたりしています。

■あいおいニッセイ同和損保「テレマティクス自動車保険」商品別デバイス一覧

 

テレマティクス自動車保険 商品名

デバイス

1.

タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)

オリジナルドライブレコーダー

2.

タフ・見守るクルマの保険プラスS

専用車載器(テレマタグ)

3.

タフ・見守るクルマの保険NexT

スマートフォンアプリ

4.

タフ・つながるクルマの保険

コネクティッドカー

従来型の自動車保険との違い

従来型の自動車保険とテレマティクス自動車保険の大きな違いは、テレマティクス自動車保険は従来型と同じく「事故後の補償」をベースに置いたうえで、「事故時の的確なサポート」と「事故の予防=安全運転支援」という一歩進んだ機能を持っている点です。

両者の違いを表で整理すると、次のとおりです。

観点

従来型の自動車保険

テレマティクス自動車保険

主な価値

事故後の補償

事故を未然に防ぐ

事故時に迅速で的確なサポートをする
事故後の補償

走行データの活用

なし

事故を検知する

事故の状況を正確に把握する
運転を見える化し、安全運転の支援をする

保険料

等級・条件で決まる

等級・条件で算出した保険料を基に、安全運転スコアに応じた割引の仕組みがある

機能が追加されていることで、保険料が高額になるのでは?と懸念される方もいるかもしれませんが、あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス自動車保険の場合は、商品別に決められた特約保険料で加入することができます。※2

タフ・見守るクルマの保険プラスSの小型端末の場合は保険料+110円/月額※3、タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)の場合は保険料+650円/月額※4です。

事故サポート機能が付いたドライブレコーダーをサブスク形式で使用できるため、ドライブレコーダーの購入を検討されている方には、保険の見直しとあわせて検討するのがおすすめです。

テレマティクス自動車保険のメリット

あいおいニッセイ同和損保の商品を例に、テレマティクス自動車保険のメリットを紹介します。

1.迅速で的確な事故対応

テレマティクス自動車保険は、事故が起きてしまったときにその力を発揮します。

走行データが記録されているため、保険会社が事故時の状況をわかった状態で事故対応を進めることができるのが、最大のメリットです。

事故にあうと、通常の心理状態で対応することが難しくなります。どこでどう走行しているときにどんなことが起きたのか、電話だけで正確に伝えるのは容易ではありません。事故の相手が一方的に責任を押し付けるような言動をとることもありえますし、旅行等ではじめて訪れた場所で事故にあってしまった場合は、場所を伝えるだけでも苦労することがあります。

そんなときでも、テレマティクス自動車保険なら、保険会社のオペレータが走行データを確認し、事故の発生場所や走行状況を正確に把握したうえで、事故対応を進めてくれます。例えば、事故の相手がこちらが一時停止を行わなかったと主張したとしても、ブレーキをかけたというデータがあれば、オペレータはデータに基づいて反論することができます。

走行データを事故対応に活用することで、事故解決日数が16.4日短縮できたというデータもあります※6

また、「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」「タフ・見守るクルマの保険プラスS」「タフ・つながるクルマの保険」の場合は、大きな衝撃※5を検知すると、保険会社から連絡が入るため、気が動転して自分から連絡できないような場面でも安心です。
(「タフ・見守るクルマの保険NexT」は衝撃検知時に配信されるプッシュ通知から簡単に保険会社へ電話することができます)

万が一のときに、事故の状況を理解して寄り添ってくれる存在がいるという安心感こそが、テレマティクス自動車保険の真価だといえるでしょう。

2.安全運転スコアによる運転の見える化

もう1つのメリットは、安全運転の上達が見込めるということです。

日常的に運転をしていて、事故を起こしたことがなかったとしても、自分が安全運転できているかどうかを判断することは難しいでしょう。あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス自動車保険加入者用アプリ「あいおいニッセイ同和損保アプリ」では、運転ごとに走行データを分析し、安全運転スコアが算出されます。

走行ルートがマップ上に表示され、危険運転があった場所がわかるので、走行後確認すると、自分の運転を客観的に振り返ることができます。

評価されるのは、急ブレーキ・急アクセル・速度超過の3つです。
普段は発生していない急ブレーキが雨の日は発生している、合流で急アクセルを踏んでいることが多い、特定の場所でいつも速度超過しているなど、自分では気付きにくい運転のクセを具体的に知ることができます。

運転後の記憶が新しいうちにスコアを確認できるので、「次のドライブではカーブの手前で早めに減速しよう」というように、具体的な改善につなげやすい点もポイントです。運転に少し不安がある方にとっては、漠然とした不安を「どこを直せば良いか」という具体的な課題に変えられる、心強い機能といえます。

3.安全運転のモチベーション持続

安全運転への取組が、お得につながる仕組みも用意されています。

代表的なものが「運転特性割引」です。

計測期間中の安全運転スコアが60点以上の場合は継続契約時保険料の割引が受けられるため、安全運転を続けるモチベーションとなります。(※諸条件があります)

なお、はじめてあいおいニッセイ同和損保のテレマティクス自動車保険に加入する際は、新規割引として2%の割引が適用されます。※7

また、安全運転のための取組に応じてポイントが貯まる「ADテレマイレージ」や、運転技能の向上が図れるゲームコンテンツ「いきいき脳体操」等、楽しみながら安全運転を続けられるコンテンツも充実しています。

安全運転は、慣れによる油断を防ぐことが大切です。

テレマティクス自動車保険には、安全運転スコアという客観的に自分の運転を振り返ることのできる指標と、割引・コンテンツを通じて楽しみながら安全運転を続けられる仕組みが用意されています。

実績|テレマティクス自動車保険加入で事故頻度が15%低減※1

「テレマティクス自動車保険に加入すれば、本当に事故は減るの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。実際に、テレマティクス自動車保険の加入で事故が減ったというデータがあります。

2025年3月時点のあいおいニッセイ同和損保の調査によると、「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」および「タフ・見守るクルマの保険プラスS」の契約者は、従来型の自動車保険の契約者に比べて、事故の発生頻度が15%低下していることが明らかになっています。

この成果を支えているのが、ここまで紹介してきた安全運転スコアです。
安全運転スコアを詳しく見ることができる「あいおいニッセイ同和損保アプリ」では、アプリを日常的に利用している方は安全運転スコアが高く、特にアプリの利用頻度が高い人ほど事故の要因となりやすい「急減速」の回数が低いということもわかっています。


関連記事: 運転がスコア化されるアプリを使うと、事故率が減少するってホント!?|あいおいニッセイ同和損保オウンドメディア

テレマティクス自動車保険に含まれている複数の仕組みが組み合わさることで、安全運転が一時的な心掛けではなく習慣として定着しやすくなっているといえるでしょう。

注)2025年3月時点のあいおいニッセイ同和損保調べ。「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」および「タフ・見守るクルマの保険プラスS」の契約者と従来型の自動車保険の契約者との事故発生頻度の比較によるものであり、将来の効果を保証するものではありません。

まとめ

テレマティクス自動車保険とは、デジタル技術で取得した走行データを活用し、迅速で的確な事故対応を実現したり、運転を見える化したりすることで安全運転支援を行う、新しいタイプの自動車保険です。

「事故後の補償」だけでなく、安全運転スコアによる運転のクセの把握、運転特性割引やADテレマイレージ等安全運転の継続を促す仕組み、事故時の迅速で的確なサポートまでを備えており、実際に事故の発生頻度が低減したという調査結果もあります。

「万が一の事故時に頼れる自動車保険を選びたい」「自分の運転を客観的に見直したい」「事故を起こさないためのサポートも欲しい」という方は、あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス自動車保険を検討してみてください。

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よくある質問(FAQ)

Q.テレマティクス自動車保険はどのような人に向いている?

事故のときに安心して頼ることのできる相手が欲しい方や、事故を起こさないための仕組みを日常に取り入れたい方に向いています。

あいおいニッセイ同和損保アプリで走行データを見守る機能があるため、運転にまだ不安がある初心者の方や、離れて暮らす家族や高齢の親等の運転を見守りたい方にもおすすめです。

また、安全運転スコアに応じた割引の仕組みがあるため、20等級でこれ以上保険料が下がらなかったり、丁寧な運転を心掛けていたりする方ほどメリットを感じやすい保険といえます。

Q.テレマティクス自動車保険のデメリットは?

ドライブレコーダーや専用車載器等のデバイス、スマートフォンアプリ等の操作が必要になるため、電子機器に苦手意識がある人には抵抗があるかもしれません。

しかし、事故時に市販のドライブレコーダーの映像を使用するには、SDカードのデータを保険会社に送るなどの作業が必要ですが、テレマティクス自動車保険のドライブレコーダーであれば、自動で保険会社にデータが送られるといったメリットもあります。

また、安全運転スコアが低いなどの要因で、あいおいニッセイ同和損保の他の自動車保険と比べて保険料が割高となる場合があります。
(契約者の約2割は安全運転スコア100点を達成しています)

Q.テレマティクス自動車保険の走行データはどう使われる?

取得された走行データは、主に事故対応のための状況把握や安全運転スコアの算出に活用されます。
また、個人が特定できないよう統計的に処理されたデータは、地域の交通安全のための取組にも役立てられています。

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・「タフ・クルマの保険」は個人総合自動車保険、「タフ・つながるクルマの保険」は「運転特性情報による保険料算出に関する特約(車両運行情報による保険料精算に関する特約用)」および「車両運行情報による保険料精算に関する特約」がセットされた個人総合自動車保険、「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」は「運転特性情報による保険料算出に関する特約」および「ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約」がセットされた個人総合自動車保険、「タフ・見守るクルマの保険NexT」および「タフ・見守るクルマの保険プラスS」は「運転特性情報による保険料算出に関する特約」および「事故発生の通知等に関する特約」がセットされた個人総合自動車保険(運転特性の取得方法によってペットネームが異なります)のそれぞれのペットネームです。

※1「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」および「タフ・見守るクルマ保険プラスS」と「タフ・クルマの保険」の前契約からの改善率の比較です(2025年3月時点、当社調べ)
※2テレマティクス自動車保険は「タフ・クルマの保険」とは異なる保険料水準を適用しているため、特約保険料がテレマティクス自動車保険と「タフ・クルマの保険」の保険料差額にはなりません。
※3「ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約保険料(保険期間1年の場合の口座振替12回払の保険料)です。なお、保険期間が1年を超える場合や払込方法が異なる場合は、上記の特約保険料とは異なります。
※4「事故発生の通知等に関する特約」の特約保険料(保険期間1年の場合の口座振替12回払の保険料)です。なお、保険期間が1年を超える場合や払込方法が異なる場合は、上記の特約保険料とは異なります。
※5自力走行が困難と思われる程度の衝撃
※6「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」と、一部の商品を除く当社の他の自動車保険との比較です。双方に責任割合が発生する対物賠償保険事故の解決所要日数(2020年1月~2024年3月発生事故)をいいます。なお、「タフ・見守るクルマ保険プラス(ドラレコ型)」は、ドライブレコーダーの映像を事故対応に活用したケースを対象としています(2024年3月時点、当社調べ)。
※7保険期間が1年を超えるご契約の場合、初年度のみ適用します。

 

(2026年9月承認)GB26-300333

 

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