【大雨・台風】冠水危険地点を事前に把握「そなえる冠水マップ」

そなえる冠水マップ@2x2011~2020年と1976~1985年を比較すると、 降水量50mm以上および80mm以上の 局地的な大雨の平均年間発生回数は、 約1.5~1.9倍に増加しています。
※出典:MS&ADインターリスク総研「水災対策サポートサービスのご案内」(原典:気象庁ウェブサイト「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」)
あいおいニッセイ同和損保では、局地的な大雨や道路冠水が増加するなか、被害発生後の対応に加え、平時から危険を認知し事前に回避できるツールとして「そなえる冠水マップ」を一般公開しています。

全国の冠水危険箇所が確認できる「そなえる冠水マップ」が無料でご覧いただけます。

そなえる冠水マップバナー@2x

 

 

「そなえる冠水マップ」とは

「そなえる冠水マップ」とは、大雨や台風などの場合に被害が想定される、地域ごとの危険地点や浸水想定区域を可視化したマップです。
平時は災害時に避けるべき場所を知っておく『災害への備え』として、災害時にはマップ上に雨雲の動きを重ねて表示する機能を使用することで『今危険な箇所を確認するツール』としてご利用いただけます。

「そなえる冠水マップ」利用方法

WEBブラウザで「そなえる冠水マップ」にアクセスします。

  https://webmedia.aioinissaydowa.co.jp/hubfs/sonaeru_kansui_map/index.html  

全国の情報を無料で見ることができます。利用者登録なども不要です。

「そなえる冠水マップ」の見方

そなえる画面説明-4

A)対象地域の選択

 

見たいエリアを絞り込みます。地域を選択すると、地図上に地点マーカー、ランキングが表示されます。

  • 地域洗濯現在地:使用している端末のGPS情報を使用して、現在地周辺を表示します。正しく表示されない場合は、「地域」から手動で設定してください。

  • 地域:地方/都道府県/市区町村 までを絞り込むことができます。よりクローズアップして見たいときは、マップの拡大縮小機能を使用してください。

B)凡例

 

チェックボックスのオン/オフを切り替えることで、冠水リスクに対する対策優先度の高い危険地点をレベルごとに絞って表示させることができます。

凡例イメージ-2

対策優先度は、洪水・内水氾濫ハザードマップに示された想定浸水深を基準に、対象地点の危険度を考慮して、以下の4段階で判定しています。
(洪水と内水氾濫で判定が異なる場合は、冠水の危険性が高い方を優先しています。)

特に「最優先」と判定されている箇所は頭に入れておき、雨量が多いときは避けて通るようにしておくと安心です。災害が起きる前に確認しておきましょう。

対策優先度

想定浸水深

想定される影響

最優先

3m以上

車両が完全に水没する水準

優先度高

0.5m以上3m 未満

車両の走行が困難・不能となる水準

優先度中

0.5m未満

車両の故障につながる可能性がある水準

区域外 ※

浸水想定区域外

車両の故障につながる可能性が 低い

※「区域外」は、浸水リスクがないことを意味するものではなく、局地的な豪雨、排水能力を超える降雨、河川氾濫などにより浸水する可能性がある

C)今危ない箇所判定

 

台風や大雨の予報が出た際は、「今危ない箇所判定」が役立ちます。

雨雲の動きをマップ上に表示し、危険度の高い地点を判定できます。ルート選定などにお役立てください。

  • 危ない場所判定雨雲を表示:気象庁の高解像度降水ナウキャストより、25分前~1時間先の雨雲の動きをマップ上に青い四角で表示します。

  • いま危ない個所を判定:雨雲の動きに応じて、危険度の高い地点をリスト表示します。リストに入っている地点は、マップ上でも〇で囲まれて表示されます。

    [判定基準]

    ・緊急
     凡例の「 最優先」に該当しており、30mm/h以上の降雨が予測される地点

    ・警戒
     凡例の「 最優先」に該当しており、 20mm/h以上の降雨が予測される地点
     凡例の「優先度高」に該当しており、30mm/h以上の降雨が予測される地点

    ・注意
     20mm/h以上の降雨が予測される地点
     凡例の「最優先」または「優先度高」に該当しており、10mm/h以上20mm/h未満の降雨が予測される地点

D)表示レイヤー(浸水の種類)

 

冠水の危険度を、洪水浸水想定(想定最大)と内水浸水想定に分けて見ることができます。

洪水浸水想定(想定最大)とは、川などが氾濫したらどこまで浸かるかを示した範囲、内水浸水想定は、集中豪雨で下水道・排水路の処理能力を超えた場合どこが浸かるかを示しています。

項目 洪水浸水想定(外水) 内水浸水想定
水の出どころ 川があふれる 雨が排水できず街に溜まる
主因 越水・堤防決壊 下水道・排水能力不足
起きる場所 河川沿い・広範囲 低地・地下・都市部
発生スピード 川の水位上昇 → 氾濫 短時間豪雨で突然
浸水の深さ 深く広い 局所的・浅いことも多い
避難方法 水位上昇前に水平避難 地下は早めに地上へ、無理な移動は危険

 

特に内水浸水は、 短時間の豪雨で突然、川などは氾濫していないにもかかわらず、数十センチ程度の地形の凹みでも起こる可能性があり、普段の生活の中では意識しづらい危険箇所です。
近所のよく通るエリアに内水浸水危険エリアがないか確認しておくと安心です。

 

※浸水想定の濃さ は、マップ上の浸水エリアを塗りつぶした色の濃さ(透明度)を変更できる機能です。塗りつぶしで地名などが見づらくなっている場合は、スライダーを左に動かして数字を下げるとマップの表記が見えやすくなります。

E)冠水危険箇所ランキング


冠水危険地点を、目的に応じて「範囲順」または「近い順」で表示させることができます。
当社のテレマティクスデータによる走行量は、被害影響度を推定するための指標の一つとしてランキングに反映しています。
評価は以下の指標で判定されています。

  • 冠水危険度
    冠水危険レベルが高い箇所を優先する
  • 影響範囲の広さ(テレマ走行量)
    あいおいニッセイ同和損保が有するテレマティクス自動車保険加入者の走行データより、日ごろ交通量が多く、影響範囲が広いと考えられる箇所を優先する

「範囲順」のランキングは、冠水危険度→影響範囲の広さ(テレマ走行量) の順で優先度を決め、抽出されます。

「近い順」のランキングは、対象地域の選択を「現在地」に指定した場合のみ利用できます。GPS情報を元に、現在地から近い地点を優先して表示します。

※影響範囲の広さを算出するために利用されているテレマ走行量データは、個人が特定できないよう加工されたうえで使用されています。

F)詳細

 

地点マーカーを選択すると、ポップアップが表示されます。
ストリートビューや箇所表PDFを確認することで、現場の詳細が確認できます。詳細イメージ-1マップ上の位置だけでなく、ストリートビューを見ておくと、危険箇所を覚えておきやすくなるためおすすめです。
また、家族や周囲の人への注意喚起には、箇所表PDFが役立つでしょう。

 

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こんな場面でお役立てください

災害への備え

そなえる冠水マップの次の機能がおすすめです

A)対象地域の選択
すまい周辺はもちろん、学校や職場などのよく行く場所、離れて暮らす家族のエリアなどについても確認しておきましょう。

B)凡例
「最優先」は避けなければいけない場所として必ず確認します。基本的に危険箇所の通行は避けるべきですが、どこかを通らざるを得ない場合は優先度の低い道路が選択できるよう、「優先度高」「優先度中」も確認しておきましょう。

D)表示レイヤー(浸水の種類選択)
川が氾濫した時の浸水範囲はもちろん、特に都市部は内水浸水の場合の危険箇所を確認しておきましょう。内水浸水は短時間の豪雨で突然発生することがあるため、平時のうちに確認しておくことが大切です。

E)冠水危険箇所ランキング
テレマ走行量の多い道路は、日ごろ交通量が多い場所です。自分が普段通らなくても、バス、タクシーなどで通行したり、家族が利用している可能性もあるので、危険箇所として認識しておくと安心です。

F)詳細

子どもが普段通行する場所にも、危険箇所がある可能性があります。

子どもに危険箇所を説明するには、ストリートビューが役立ちます。箇所表PDFを印刷して貼っておくのも良いでしょう。

■家族や仲間と災害時の備えや行動について話し合う時

 

令和8年は水害が非常に多い年だったため、他地域の冠水被害を報道で知り、防災への関心が高まった方も多いのではないでしょうか。
日中などばらばらの場所で過ごしている時に、たった数時間の豪雨で帰り道が冠水してしまうケースもあります。危険な場所を事前に把握しておき、安全な移動ルートや災害時の行動を事前に決めておくことで、大切な人の安全を守れるかもしれません。

[確認しておきたいこと]

  • 自宅・目的地・移動ルート周辺の冠水危険箇所
  • 大雨警報などが出た際の、学校や職場などよく訪れる場所からの冠水危険箇所を避けた帰宅ルート
  • 自宅付近が冠水した際の、避難場所と冠水危険箇所を避けた行き方

 

特に都市部にお住まいの方は、浸水想定だけでなく内水想定も確認しておきましょう。

 

■離れて暮らす家族への注意喚起

 

離れて暮らす家族の自宅近辺で冠水被害が発生すると、ルートが遮断され、助けに行くことが難しくなる可能性があります。
都市部でひとり暮らしをしている場合は、近所の人同士のつながりが薄く、情報や助けを受けにくいことも考えられます。

そなえる冠水マップでは全国の情報を見ることができるので、家族が住むエリアの危険箇所を調べ、注意喚起を行うことができます。

[おすすめの活用法]

  • 「そなえる冠水マップ」のURLを共有し、近隣の危険箇所を把握するように声掛けをする
  • 家族の住むエリアの危険箇所を調べ、危険度の高い箇所については「箇所表PDF」を印刷して渡しておく。デジタルが苦手な高齢者にもおすすめの方法です。

 

大雨・台風などで災害が予測される時

特に、大雨特別警報の発表時は、気象庁の最新の降雨量に基づく現在危険な地点が確認できる「そなえる冠水マップ」が役立つ場面です。

C)今危ない箇所判定 機能を活用し、安全な帰宅ルートを選定してください。

ただし、警報発令時は基本的に不要不急の外出や車での移動は控えるのが鉄則です。
外出先から帰るため・避難場所に向かうためなどやむを得ない場合にのみ、危険地点を避け、安全を十分に確認して走行してください。

 

また、自宅が冠水してしまう危険があるかどうかは、平時のうちに「そなえる冠水マップ」で確認しておきましょう。家族で安全な帰宅ルートを確認しておくことも重要です。

 

 

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注意事項

 

  • 当社のテレマティクスデータは、プライバシー保護のため、統計化した上で個人が特定・識別できないように適切に加工しています。

  • 本マップで提供する情報および「緊急」「警戒」「注意」のリスク判定は、外部から収集した情報をもとに、当社独自の基準により分析した結果です。

  • 本マップに表示される情報およびリスク判定は、一定の判断材料を提供するものであり、通行可否や安全性、被害の発生の有無を保証するものではありません。走行時には、気象庁、警察や国土交通省、道路管理者等が提供する最新の情報をご確認のうえ、実際の交通状況や道路規制、道路標識等に従い、交通ルールを守って安全運転を心がけてください。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任においてご活用ください。

  • 大雨時は、不要不急の外出や車での移動を控えてください。やむを得ず移動する場合も、本マップの情報のみで判断せず、関係機関が提供する最新情報や実際の道路状況をご確認ください。


 

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