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赤ちゃんを連れた長距離ドライブはいつからできる?注意点と併せて解説

  • 自動車・安全運転
pixta_48683197_M赤ちゃんとの旅行や帰省を計画するうえで、いつから長距離ドライブができるのか、また車内でトラブルなく過ごせるか心配になりますよね。そこで今回は、赤ちゃんと一緒に長距離ドライブできる時期や注意点、長距離ドライブに役立つアイテムなど知っておきたいポイントをまとめました。ぜひ、事前準備の際に参考にしてみてください。

赤ちゃんを乗せてドライブできるのはいつから?

「赤ちゃんと一緒にドライブできるのはいつからなの?」と疑問に思っているママパパもいらっしゃるのではないでしょうか。そんな疑問を解消するべく、まずは赤ちゃん連れのドライブ事情について解説します。  

チャイルドシートを正しく取り付ければ新生児から可能

結論からお話すると、赤ちゃんとのドライブは、チャイルドシートを正しく取り付けることができれば新生児から可能です。

 

タクシーではチャイルドシートの使用が法律上免除されていますが、安全面を考慮すると、できる限り使用することをおすすめします。マイカーを所有しておらず、常時チャイルドシートを設置する必要がない場合は、持ち運び可能なベビーシートを用意しておくとよいでしょう。ベビーカー、チャイルドシート、キャリーの機能が一体となった、トラベルシステムベビーカーも便利です。

 

なお、 10kg 未満の赤ちゃんは、衝突事故の際にベルトの隙間から飛び出してしまうことを防ぐために、チャイルドシートを後ろ向きに取り付けなければならないことを覚えておきましょう。

生後6か月くらいまでは長距離ドライブを避けて

生後 6 か月くらいまでは、長距離ドライブはあまりおすすめできません。車でのお出かけは近隣にとどめておいたほうが良いでしょう。なぜなら、赤ちゃんにとって同じ姿勢で長時間過ごすことは負担が大きく、日差しがきついときには、車中でも紫外線対策に気を使わなければならないためです。

 

また、なかには車酔いする赤ちゃんもいます。そのため、乗車する直前におなかいっぱい飲ませたり食べさせたりせず、常に体調に変化がないか、しっかり見てあげてください。

赤ちゃん連れの長距離ドライブにおける注意点とは

赤ちゃん連れの長距離ドライブでは、赤ちゃんの負担にならないよう、十分な配慮が必 要です。ここからは赤ちゃん連れの長距離ドライブにおける注意点についてご紹介します。

連続したドライブは2時間まで

2 時間以上かかるところに移動する場合は、 2 時間に一度、できれば 1 時間に一 度は休憩し、赤ちゃんをチャイルドシートから下ろしてあげましょう。休憩を長めに取り、抱っこしたり、横にさせたりして姿勢を変えてあげてください。同じ姿勢を取り続ける負担を軽減することができます。

いつもよりも丁寧に運転する

赤ちゃんとのドライブは、事故を起こさないことはもちろん、いつも以上に丁寧な運転を心がけることも大切です。車の揺れや衝撃などによる負担をできるだけ少なくするためにも、安全運転を意識してください。

赤ちゃんの様子を常に観察する

新生児でも車での移動は可能ですが、長距離ドライブの場合、赤ちゃんへの負担が増すことは否めません。そのため、赤ちゃんの様子に変化はないか、無理な体勢で乗っていないかなどをこまめに確認してあげてください。

車内環境に配慮する

真夏の車内は強い日差しによって高温になり、チャイルドシートも非常に熱くなってしまいます。特に、生まれて間もない赤ちゃんは体温の調整機能が発達していないため、熱中症になってしまうリスクが高く、注意が必要です。  

 

また、赤ちゃんの体は小さいものの、汗腺の数は大人と同程度と言われています。汗をかきやすい分、体内の水分をすぐに失ってしまい、脱水状態に陥りやすいのです。そのため、車に乗り込む前には、車内にこもった熱気を逃がすようにしましょう。運転席もしくは助手席の窓を開けて、その反対側のドアは窓を開けずに数回開け閉めすると、素早く車内の空気を入れ替えることができます。  

 

その後、走行するときにはすべての窓を全開にして、エアコンを外気導入にします。数分ほど経過したら、窓を閉めてエアコンを内気循環に切り替えると、効率的に車内温度を下げられます。

ルートをしっかりと下調べしておく

ドライブ前には、目的地までのルートをしっかりと下調べしておきましょう。到着までのおおよその時間が分かると、授乳やおむつ替えの予定も立てやすくなります。また、高速道路を使う場合は、赤ちゃんが急に泣き出しても車を止めてあやすことができないので、 出発前に渋滞予想を確認しておきましょう。渋滞地点を把握できていれば、渋滞中のルートを回避したり、途中で寄り道をして時間をつぶしたりすることが可能です。

寝ている間に移動するのも方法のひとつ

車の中は閉鎖空間なので、ストレスが溜まってしまい、普段はあまり外出時にグズらない赤ちゃんでも、大泣きしてしまうことがあります。ドライブ中に赤ちゃんが眠れるように、昼寝をする時間帯にあわせて出発するのもひとつの手です。ただし、寝ているからといって放置するのではなく、おむつ替えが必要ではないか、汗をかいていないかなどをこまめにチェックするようにしてください。

赤ちゃん連れの長距離ドライブに役立つアイテムをご紹介

赤ちゃんにとって、車内で長時間同じ姿勢で座り続けることは大きな負担となります。そのため、赤ちゃんが車内で楽しく過ごせるアイテムを準備してあげましょう。ここでは、赤ちゃん連れの長距離ドライブに役立つアイテムを 3 つご紹介します。

多めの着替えやオムツ

着替えやオムツなどは多めに準備をしておき、よく使う物は車内の取り出しやすい場所に設置しておくとよいでしょう。また、必ず後部座席に大人が乗り、走行中の赤ちゃんのお世話ができるようにしましょう。

慣れたおもちゃ・おやつ

赤ちゃんはチャイルドシートのなかで身動きがとれないため、退屈しないような工夫が必要です。遊び慣れたおもちゃで遊んだり、おやつをあげたりとご機嫌を取れるようにすると良いでしょう。

授乳グッズ

渋滞にはまって授乳タイミングがズレたときのために、ミルクや哺乳瓶・お湯なども用意しておくとスムーズです。また、ケープなどの授乳グッズもしっかり揃えておくと、心配が減らせるかもしれませんね。

自動車保険にも加入しておこう!

赤ちゃんと一緒に長距離ドライブをするときは、前もって準備をしておくことが重要です。初めての長距離ドライブは心配も多いものですが、できるだけ気持ちに余裕を持って、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。

車内の環境を整えるのはもちろんのこと、自動車保険の加入を見直して、万が一の事態に備えておくことをオススメします。心理的な安心を確保することで、長距離ドライブもストレスフリーで楽しめるでしょう。  

この記事を書いた人
株式会社マムズラボ
株式会社マムズラボでは、さまざまなジャンルでライター・編集者の経験を持つクリエイターが、オウンドメディアにおける記事制作や取材ライティングなどを行っています。