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使える保険は?子どもが車に傷をつけたときの対処法とやってはいけないこと

  • 自動車・安全運転

pixta_85015838_M自動車運転免許を取得したばかりの子どもがいる場合、もし子どもが自動車事故を起こしてしまったらどうしよう…と不安になることもありますよね。

 

この記事では、子どもが運転中に他人の車に傷をつけたとき、どのような対処法を取れば良いのかを解説しています。また、反対にやってはいけないこともご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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子どもが車に傷をつけた時の対処法

自動車事故により子どもが他人の車に傷をつけてしまったときでも、まずは一旦落ち着いて対処していきましょう。以下で、このような事態における対応の手順をご紹介します。

①警察へ連絡

運転中に他人の車に傷をつけてしまった場合、物損事故として取り扱われます。物損事故とは、死傷者が存在しない交通事故のことです。物損事故を起こしたときは、どれだけ軽い事故であってもまずは警察へ連絡しましょう。

 

なお、警察へ連絡を行わなかった場合、事故手続きで必要となる交通事故証明書が受け取れない可能性があります。さらに、懲役や罰金などの刑罰が科されるおそれがあるため、車を安全な場所へ移動させたら速やかに警察に連絡してください。  

②状況を確認する

次に、相手方の連絡先や車種、ナンバーをメモしておきましょう。また、傷の大きさや場所を写真で撮影しておくと、その後の事故手続きがスムーズになる可能性があります。そのほか、目撃者が周囲にいるかどうかも確認し、いる場合には連絡先を聞いておきます。

 

相手方の連絡先を聞く場合、名前や住所のほか、電話番号やメールアドレスを確認するのがオススメです。

③保険会社への連絡

他人の車に傷をつけてしまった場合、自動車保険の一種である対物賠償保険で補償されることになります。保険会社によって補償の対象範囲や適用条件は異なるため、一度連絡して契約内容や保険を適用できるかどうかを聞いておきましょう。

 

なお契約内容によっては、子どもが家族の車を運転して起こした事故は補償の対象外となっている可能性があります。子どもが運転免許を取得したら、保護者の車を運転することも想定して保険の契約内容を見直すのがオススメです。  

④相手との話し合い

相手方の車の修理費や代車費用など、すべての損害額が確定した後は、相手方との話し合い(示談交渉)がスタートします。保険に加入している場合は保険会社から示談案が提示されて、相手が納得できたらサインをもらいます。

 

示談交渉がうまくいかない場合は、訴訟手続きや調停といった手段を取ることになるため、弁護士に相談しましょう。  

子どもが傷をつけた証拠がない場合

示談交渉の際は、事故状況の証拠として、ドライブレコーダーの記録動画や目撃者の証言などが必要となります。こうした確固たる証拠がない場合でも、警察が作成した事故の実況見分調書や交通事故証明書も証拠となりますが、双方で食い違いが起こると揉めやすくなってしまいます。こうした場合、保険会社など第三者に介入してもらうのがオススメです。保険会社であれば物損事故の対応ノウハウも豊富なため、安心して相談できます。

子どもが車に傷をつけてしまった!絶対にやってはいけないこと

子どもが車に傷をつけてしまったとき、絶対にやってはいけないことを解説します。ここで例に挙げる行動を取ってしまうと、後で不利になったりトラブルに発展したりするため、あらかじめ把握しておきましょう。  

逃げたり隠したりする

物損事故を起こしたとき、その場から逃げたり事故を隠したりしてはいけません。こうした行為は当て逃げとされて、道路交通法による罰則が科せられたり、免許停止になったりします。

 

うまく隠せたと思っていても、防犯カメラやドライブレコーダーの映像、目撃者の証言などによって嘘がバレる可能性が高く、その結果、示談交渉が不利になってしまうおそれも。保護者が子どもの手本となる気持ちで、相手方には誠意を持って対応するようにしましょう。

当事者同士での示談交渉

物損事故では、当事者同士での示談交渉は避けるようにしましょう。相手の出方次第では、法外な金額を請求されるなど、さらなるトラブルに発展するおそれもあります。必ず保険会社に相談し、示談交渉を任せるようにしてください。

子どもが車に傷をつけた時に使える保険とは?

子どもが他人の車に傷をつけてしまった場合、自動車保険のひとつである対物賠償保険で補償されます。人身事故による損害だけを対象とする自賠責保険は適用できないため、注意が必要です。物損事故に備えて、対物賠償保険に加入しておくことをオススメします。  

万が一にしっかり備えて、子どもと楽しいカーライフを送りましょう!

子どもが物損事故を起こしてしまったという事態に備えるために、対物賠償保険に加入しておくことが大切です。高額な修理費用を請求されるおそれもあるため、事前にしっかり備えておきましょう。また、子どもにも保険を適用できる契約内容になっているか、保険内容を見直すことも必要です。

 

以上のような備えをしておけば、万が一の事態でも落ち着いて対処ができるはずです。今回ご紹介した内容を実践して、子どもと一緒に楽しいカーライフを送りましょう!

 

 

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2024年11月承認 承認番号:GB24-300522

この記事を書いた人
株式会社マムズラボ
株式会社マムズラボでは、さまざまなジャンルでライター・編集者の経験を持つクリエイターが、オウンドメディアにおける記事制作や取材ライティングなどを行っています。

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