住居費は、支出の中でも割合の大きくなりがちな項目です。特に賃貸住まいの場合は、今よりも家賃の安い物件や物価の安い地域へ引っ越しを検討するのもひとつの手です。
ただし、家賃さえ安くなればいいというわけではありません。たとえば、引っ越し先は家族の職場や学校までの交通費も考慮してエリアを決める必要があります。なぜなら、家賃が安くなっても交通費が高くなってしまったら、結果的に月々の出費が変わらず、引っ越した意味がなくなってしまうためです。
また、子どもの多い家庭では、子育て支援の手厚さも支出に大きく影響します。自治体によって、医療費や給食費などの補助に差があるため、引っ越し先選定時の確認項目に入れておきましょう。
住まいは家族全員が毎日を過ごす場となるため、引っ越し後の交通費や引越し費用の総額も計算し、慎重に検討することをオススメします。