煽られやすい運転や車の特徴
煽られやすい車には、その見た目や運転に一定の特徴があります。ここでは、煽り運転の概要と、煽られやすい車の特徴を解説します。
煽り運転とは
煽り運転とは、通行を妨害する目的で危険な運転をする行為です。煽り運転自体が妨害運転罪に該当する禁止行為であり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられる可能性があります。妨害運転の違反点数は25点で、欠格期間2年の免許取消しに該当します。
さらに、妨害運転により著しい交通の危険を招いた場合の罰則は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金です。違反点数は35点で、欠格期間3年の免許取消しとなります。
煽られやすい運転は?
以下に挙げるような運転をしていると、近くを走行している車を刺激してしまうことがあるため、煽られやすくなる可能性があります。
・制限速度以下の遅いスピードで走り、交通の流れを妨げる
・車線変更や追い越しをする
・合流時にトラブルを起こす
・追越車線を走行し続ける
煽り運転を避けるには、煽られやすい運転方法を避けることが効果的です。
煽られやすい車とは?
車種によっても、煽られやすい車があります。次のような車はより注意が必要です。
・車体が小さな軽自動車
・初心者マークをつけた車
車が小さかったり初心者であったりすると、軽視されやすい傾向があります。また車の色が白やシルバー、パステルカラーなど、柔らかな印象を与える場合もターゲットにされがちです。
煽られない車はある?
煽られやすい車があるのと同様に、煽られにくい車もあります。ここでは、煽られにくい車の特徴を解説します。
車種によっては煽られにくい
煽り運転は相手を見て行う傾向があるため、高級車・スポーツカー・SUVは比較的煽られにくいといえます。
これは煽り運転をする人が「自分より弱い」と感じた相手に対して、煽り行為を行うケースが多いためです。高級車・スポーツカー・SUVといった車種は、弱いと判定される要因が少なく、煽りの対象から外されやすいと考えられます。
高級車
高級車は、社会的な実力者・成功者が乗っているイメージがある車です。また、傷などをつけた場合、車自体が高いため損害賠償請求が高額になるリスクもあります。煽り運転を責められたとき痛手を負いそうな車として、避けられる傾向があるでしょう。
スポーツカー
スポーツカーは走行のスピードが出やすく、追っても追いつけない可能性があります。また、基本的に高級車に該当することもあり、煽り運転のターゲットには選ばれにくい車です。
SUV
SUV車は、車体が大きく威圧感があります。またパワーもあり、スピードも出やすいため、煽り運転をする人にとっては好ましい車ではありません。価格面でも、準高級車ともいえるものが多く、接触すると煽った側にとって損失が大きいといえます。
煽られないための対策
他の車から煽られないための対策として、次のようなものが挙げられます。
道を早めに譲る
スピードが速い後続車には、早めに道を譲る方が無難です。後ろから追い上げてきたからといって、速度を上げて対応すると危険が伴うでしょう。
また向こうが速度を上げてきたからといって、張り合うと煽り運転がエスカレートしてしまうことがあります。張り合わず、先に行かせた方が安全です。
車間距離に余裕をもたせる
前方の車と事故を起こさないように、車間距離をしっかり保つことも対策の1つです。
後続車が追ってくるものだけが煽り運転ではありません。前方の車が蛇行運転したり、急ブレーキをかけたりするケースもあります。後ろから近づきすぎて煽ったと勘違いされないためにも、前方車両との車間距離を取りましょう。
急な割り込み・車線変更をしない
急な割り込みや車線変更は、周囲の車を驚かせる可能性があります。報復として煽り運転をされることにもつながりかねません。
こうした報復を避けるためには、車線変更の際にウインカーを早めに出し、車間距離の空いていない場所には割り込みをしないようにしましょう。落ち着いた運転は、無用なトラブルを避けることにつながります。
左側車線を走行する
複数の車線がある場合は、左側走行が基本です。右側の車線は追い越し・車線変更時にのみ走るようにすると、煽り運転に遭遇する確率を減らせます。
現に右側車線でのトラブルは多い傾向にありますが、これは、右側車線を通る人が急いでいたり、焦っていたりすることが多いためと考えられるでしょう。
高圧的な運転をしない
不用意にクラクションを鳴らすなど、高圧的な運転をしないよう心掛ける必要があります。クラクションは事故予防のための装備で、抗議など自分の気持ちを伝えるために使うと、かえって事故やトラブルのリスクになります。また、合図のつもりで行ったハイビームやパッシングなども、煽りと誤解されることがあるため気をつけましょう。
煽られてしまった場合の対応
注意をしていても煽られてしまった場合、冷静な対応で大きなトラブルを回避できることがあります。煽られてしまった場合の対応を解説します。
離れて道を譲る
後続車から煽られている場合、道を譲って先に行かせるのが基本的な対処方法です。車線変更ができれば移動する、安全に停車できる場所があれば停車して避難しましょう。急いでいるだけの人であれば先に行ってしまうので、それ以上の煽りは避けられます。
車間距離を空ける
前方の車が煽り運転をしているなら、速度を落として車間距離を空けましょう。車間距離が詰まっていると、こちらが煽り運転をしていると勘違いされてしまうこともあります。車間距離を空け、煽り運転の意思がないことを示すことが重要です。距離を空けることで、相手を落ち着かせることができることもあります。
人目のある場所に移動する
通行量が多く、人目がある場所では、誰しも過激な運転をしづらくなります。車線上や路側帯に停車すると後続車に追突される危険があるため、人通りのある道やコンビニエンスストア、駐車場など人が集まる場所に移動するとよいでしょう。高速道路ではサービスエリアやパーキングエリアなどの休憩施設に入ると良いでしょう。
車から降りない・窓やドアを開けない
煽り運転を受けた際は、車から降りないことが大切です。停車後、万が一相手が降車して脅しや挑発をしてきても、自分からは何もしないようにしましょう。まずは窓とドアをロックし、身の安全を確保してください。そのうえで相手の出方や様子を見ることをおすすめします。
警察に通報する
執拗な煽り運転で危険を感じたら、警察に通報してください。同乗者がいるときは、走行中でもスマートフォンなどから通報を依頼するとよいでしょう。
警察には、相手の車種・ナンバー・色・人物の特徴を伝えます。その後の移動や停車については、警察の指示に従いましょう。
なお、走行中に通報してよいのは、トラブル中に該当する緊急時のみです。違反とはなりませんが、通話に気を取られての事故に注意してください。緊急性のないものは110番ではなく、警察署の交通課へ相談します。
まとめ
煽り運転の被害を受けないために、煽られにくい車に乗るのも1つの方法です。しかし、煽られにくい車は価格が高いものが多く、使い勝手が生活にあわないといったこともあるでしょう。煽られやすいといわれる車であっても、煽られにくい運転を心掛け、万が一のときの対応についても頭に入れておくと安心です。
ですが、煽り運転を避けながら最寄りの警察署の交通課を調べて電話をかけるのは、容易なことではないでしょう。
そのような場面で役立つのが、テレマティクス自動車保険の 「いつでも通報サービス」※ です。煽り運転に遭遇した際には、専用ドライブレコーダーの緊急通報ボタンからサポートセンターへ接続でき、必要に応じて警察や消防への代理通報を依頼することが可能です。
走行データから事故発生場所や走行状況を把握できるため、迅速かつ円滑なサポートを受けることができ、安心です。
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