【年齢別】子連れでの家族旅行で意識すべきこと
一口に「子ども」といっても、その振る舞いは年齢によって異なります。
そのため、子連れの家族旅行における注意点も、子どもの年齢によって変わってきます。
家族旅行で意識すべきことを年齢別に見ていきましょう。
0歳
0歳児は、旅行に持って行かなければならない荷物が最も多い時期です。
おむつにミルク、離乳食、抱っこ紐にベビーカーなど、必要不可欠なアイテムがたくさんあり、忘れ物に注意しなければなりません。
また、そもそも0歳児を連れて旅行すること自体が不安……という方も多いでしょう。
一方、まだハイハイが始まっていない時期(月齢8ヶ月頃より前)であれは、子どもが自分の意思で動き回らないので、意外と楽な場合もあります。
1~2歳
1歳の誕生日を迎えた辺りからは、子どもが歩けるようになります。
とはいえ自分を守る力はなく、事故や迷子のリスクが生じるため、特に目が離せない時期です。
また、イヤイヤ期が始まるので、旅行中にワガママを言ったり癇癪を起こしたりして、親子ともに疲れてしまうこともあります。
3~4歳
3歳以降はおむつが取れ、おむつの常備やおむつ替えの必要がなくなります。
しかし、見方を変えれば、子どもが急に「トイレ!」と言い出す可能性があるということです。
保護者は常に、トイレに行くタイミングを計算して行動しなければなりません。
その代わり、子どもが食べられるものが増え、旅先でのグルメを一緒に味わえるようになります。
子どもとの会話が可能になって意思疎通がしやすくなり、体力がついてくるので少し長めの行動もできるなど、旅行に連れて行きやすくなる年齢なのは確かです。
5~6歳
幼稚園の年中さん・年長さんにもなれば、ちょっとした荷物は子ども自身に持たせられるようになります。
自分の着替えやおもちゃなどは、子どもに持ってもらうといいでしょう。
特に、子ども用のリュックやキャリーケースを買う時に自分で選ばせると、喜んで荷物を持ってくれます。
ただし、紛失や盗難のリスクも生じるため、しっかりと目を向けてあげることが大切です。
家族旅行に持っていきたいオススメアイテム
子連れで家族旅行に行く場合、重要なポイントの1つとなるのが持ち物です。
適切なアイテムを持っていくと、子どもの世話やトラブル対応において大いに役立ちます。
ぜひ持っていきたいオススメアイテムをご紹介します。
ベビーカー、抱っこ紐、チャイルドシート
ベビーカー、抱っこ紐は、小さな子どもを連れ歩くために必須です。
また、6歳未満の子どもを車に乗せる場合は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。
お菓子や水筒、暇つぶし用のアイテム
長距離の移動では、子どもが小腹を空かせたり、暇を持て余したりすることがよくあります。
また、「喉が渇いた」コールも突然来るものですし、都合よく近くにお店や自販機があるとは限りません。
子どものお気に入りのお菓子や水分補給用の水筒、暇つぶし用のおもちゃ・絵本・DVDなどはぜひ持っていきましょう。
保険証、母子手帳、薬類
旅先で急に体調を崩したり、ケガをしたりすることはよくあります。
子どもは大人ほどの体力がないため体調を崩しやすく、走り回ってケガをすることも多いので注意が必要です。
念のため、保険証や母子手帳、飲み慣れている薬などを携帯しましょう。
着替え、おくるみ、バスタオル
子どもは食事や遊び、トイレなどで衣服を汚してしまいがちです。
念のため、着替えは1日2着を目安に持っておくといいでしょう。
また、おくるみやバスタオルを用意しておけば、防寒具や布団の代わりにしたり、陰を作ったりといろいろな使い方ができます。
使い慣れたアイテム
全体として意識しておきたいのが、なるべく使い慣れたアイテムを持っていくのがベターだということです。
子どもは旅先の見知らぬ環境で、不安を覚えることがしばしばあります。
そんな時、日常を感じさせるアイテムがそばにあると、子どもはとても安心できるのです。
いつも着ている服、履き慣れた靴、好きな本やおもちゃなどをそろえて旅行に出発しましょう。
宿選びのポイント
宿選びは、子連れの家族旅行において特に迷いがちな部分です。
騒がしくして迷惑をかけないか? 食事はきちんと食べられるのか? など、不安な点はいろいろあります。
そこで、子連れで宿泊する際の宿選びのポイントを確認しておきましょう。
子どもの年齢や人数に合わせて選ぶ
子連れ旅の宿選びは、子どもが快適に過ごせるかどうかが最も重要なポイントです。
子どもの人数が多ければ、それに応じた広さが必要になりますし、添い寝が必要な年齢なら洋室よりも和室の方がいいかもしれません。
部屋の広さや構造、館内設備など、いろいろな角度から宿を見て宿泊先を決定しましょう。
家族向けプランや子ども向けサービスの有無を確認
家族向けプランや子ども向けサービスが充実している宿なら、子連れ旅でも安心して利用できます。
子ども用の浴衣やアメニティの用意があり、キッズスペースや子どもが遊べる場所がある宿が理想です。
なお、子ども料金は年齢だけでなく、布団や食事の有無でも変わってくるので、詳細は予約前に問合せておきましょう。
温泉宿では浴場や貸切風呂をチェック
子どもが一緒の場合、大浴場では「目を離している間に溺れないか?」「いたずらをしないか?」など、いろいろ心配になってしまうものです。
そのため、親子でのんびり温泉を楽しみたい時は、貸切風呂や露天風呂付き客室がある宿だと安心できます。
また、ベビーバスやお風呂グッズを貸し出してくれる宿もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
子ども向けの食事メニューはある?
宿での食事は旅行の大きな楽しみです。
しかし、子どもは大人ほどの量が食べられず、大人向けメニューが口に合わないことも少なくありません。
また、アレルギーにも配慮する必要があります。
特に記載がなくても、子どもメニューに対応してくれる宿は多いので、事前に電話などで聞いてみるといいでしょう。
なお、ビュッフェ形式の食事は子どもが喜ぶかもしれませんが、こぼしたり汚したりしないよう配慮が必要です。
子連れには意外と大変なこともあるので、よく考えて選んでください。
キャンセル料など気になることは事前確認
子どもは体調を崩しやすく、遊び回ってケガをすることも多いため、「突然の発熱で旅行がキャンセルに……」という事態がしばしばあります。
念のため、キャンセル料が発生するタイミングや金額は、事前に把握しておきましょう。
そのほか、子連れでの宿泊において気になること・心配なことがあれば、宿に問い合わせておくのがオススメです。
家族旅行で公共交通機関・自家用車を使用する際の注意点
子連れの家族旅行では、乗り物に乗る時もいろいろと気を使うものです。
新幹線や飛行機といった公共交通機関では、子どもが騒いだりウロウロしたりしないか心配になることが多いでしょう。
一方、自家用車を使う場合は事故に注意が必要です。
子連れで乗り物に乗る際の注意点をご紹介します。
幼児でも必要に応じて席を確保
公共交通機関だと、幼児は座席を取らなくても乗れる場合があります。
これは旅費を節約できるものの、子どもがある程度大きくなっていると、膝の上に座らせるのがつらいこともあるでしょう。
そのため、新幹線で長時間移動する場合などは、無理をせず子ども用の座席を確保するのがオススメです。
適切な位置の席を選ぶ
子どもと一緒に公共交通機関に乗る場合は、座席の位置にも配慮する必要があります。
急なおむつ替えやトイレ、ぐずり出した時などに対応しやすくするためです。
たとえば鉄道なら、デッキに出やすいドア近くの席が適しているでしょう。
閑散期なら、あえて自由席を選び空いている場所を狙うという方法もあります。
また、航空機であれば、トイレの近くや機内後方がオススメです。
逆に、乳児を連れているなら最前列のバシネット(乳児用かご型ベッド)を予約するとともに、同行者もその付近の席を選ぶといいでしょう。
なお、ギャレー(厨房設備)付近は客室乗務員に声をかけやすいのがメリットですが、機内食を冷やすための冷却装置から冷気が伝わり、寒く感じやすい点にご注意ください。
暇つぶしの手段を考える
公共交通機関に長時間乗る場合は、子どもの暇つぶしの手段も考えておく必要があります。
小さめの絵本や図鑑、動画やゲームをダウンロードしたタブレット端末など、なるべくかさばらず時間をかけて楽しめるものを持参するのがオススメです。
飛行機なら、子供向けのチャンネルを観せておくのもいいでしょう。
そして旅行中は思い切り遊び、とにかく子どもを疲れさせておくと、帰りはぐっすり寝てくれます。
自家用車は必ず自動車保険に加入を!
自家用車での旅なら、子どもがぐずっても周囲を気にする必要がなく、中でウロウロすることもないため気が楽です。
しかし、車の運転には交通事故がつきもの。
特に子連れのドライブ中は、どうしても子どもに気を取られがちで、普段よりも急ブレーキ・急ハンドルや事故のリスクが高くなります。
保護者は安全運転を徹底するとともに、チャイルドシートも用意し、万が一の事故に備え自動車保険にも加入しておきましょう。
まとめ
子連れでの家族旅行は不安に感じるかもしれませんが、トラブルにつながるポイントは概ね決まっています。
それらを意識して準備を整え計画を立てれば、安心して旅行に行くことが可能です。
特に体調不良や交通事故など、子どもの健康や安全に関わる部分には十分に配慮しましょう。
必要に応じて、小児科の受診や自動車保険の見直しも行い、ぜひ家族旅行を楽しんでください。
家族みんなで行く旅行は、とても楽しいものですよね。