img_header-logo_01
あいおいニッセイ同和損保

6人家族の生活費はどれくらい?健康と安全のためのお金の不安に答えます

  • ライフイベント

6人家族家計@2x現代の日本では少数派である6人家族。近くに比べる対象がおらず、他の6人家族はどのように生活しているのか聞いてみたい方もいるのではないでしょうか。

当記事では、6人家族の生活費がどれくらいかかるのか、また節約のためにどのような工夫ができるのかについて徹底解説します。

6人家族の生活費で知っておきたいこと

一般的に大家族と言われる6人家族。家族が多いのはとても素敵なことですが、その分月々の生活費もかさみがちなため、きちんと支出の管理を行うことが重要です。まずは、6人家族の生活費の内訳や、節約のためのポイントについてご紹介します。

6人暮らしの生活費は約【36万円】!

総務省が発表した統計データ「家計調査」によると、6人暮らしの生活費は、約36万円です。具体的な内訳としては、食費が107,578円と最も高く、次いで交通費38,123円、教育費34,971円、水道光熱費34,291円、通信費16,903円、家賃13,380円となっています。

 

「家計調査報告書(家計収支編)令和4年(2022年)」の詳細はこちら

【年令別】子どもの生活費

6人暮らしの生活費は、子どもの年令によっても大きく変わってきます。例えば、未就学児や小学生のいる家庭の場合は、子育てにまだお金がかからないタイミングなので、子ども1人あたりの生活費は75,000円~97,000円ほどに抑えられます。一方で、中高生のいる家庭では、学費や食費、交通費などの費用負担が増えやすくなるため、子ども1人あたり130,000円ほどの生活費が必要になります。

6人家族の年収は?

6人家族の生活費において、まず気になるのは平均年収でしょう。統計によると、6人家族の平均年収は552万円となっています。ただし、共働きなどで平均以上の収入を得ている家庭も多く、実際には幅があるようです。

 

「2019年国民生活基礎調査」の詳細はこちら

6人家族、節約のコツは?

ここまで、データをもとに6人家族の平均的な家計の収支を見てきました。家族が多くなると、出ていくお金もどうしても多くなりがちです。節約できる部分がないか、見直してみましょう。

①通信料の節約で生活費を抑える

まずは、携帯プランの見直しや、格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。家族割引やセット割引などの活用も欠かせません。通信量を家族間でシェアできるプランは、大家族におススメです。

また、子どもにスマホを持たせる場合は、親のお古や中古の端末を使うという手もあります  フィルタリング機能も無料のものがあります。

 

通信費は毎月かかる固定費になるため、特に家族の多い家庭では、少しずつの削減が大きな節約になります。


②収支をきちんと認識する

毎月の収支をきちんと認識することは、節約への第一歩です。まずは1日、1週間、1か月単位で、どのくらいお金を使っているのかを記録していきましょう。

 

最近では、レシートを読み取るだけで食品や日用品などを自動でカテゴリごとに仕分けしてくれる、便利な家計管理アプリもあります。このようなアプリであれば、隙間時間に簡単に家計簿の入力ができるため、ストレスなく続けられるでしょう。

③引越しの検討で生活費を抑える

住居費は、支出の中でも割合の大きくなりがちな項目です。特に賃貸住まいの場合は、今よりも家賃の安い物件や物価の安い地域へ引っ越しを検討するのもひとつの手です。

ただし、家賃さえ安くなればいいというわけではありません。たとえば、引っ越し先は家族の職場や学校までの交通費も考慮してエリアを決める必要があります。なぜなら、家賃が安くなっても交通費が高くなってしまったら、結果的に月々の出費が変わらず、引っ越した意味がなくなってしまうためです。

また、子どもの多い家庭では、子育て支援の手厚さも支出に大きく影響します。自治体によって、医療費や給食費などの補助に差があるため、引っ越し先選定時の確認項目に入れておきましょう。

 

住まいは家族全員が毎日を過ごす場となるため、引っ越し後の交通費や引越し費用の総額も計算し、慎重に検討することをオススメします。

健康と安全のためにかかるお金について

家族の健康と安全を守るためには、節約するべきところと、お金をかけるべきところをしっかりと区別することが大切です。節約も重要ですが、以下の項目については必要経費として考えておきましょう。

健康管理のためのお金

健康管理のためのお金としては、検査や健康診断、予防接種などを受ける費用などが挙げられます。また、必要に応じて健康器具を購入したり、薬などが必要になったりする場合もあります。どれだけお金を節約して生活費を抑えられたとしても、不健康になってしまえば元も子もありません 。そのため、健康管理のためのお金は最低限用意しておきましょう。

 

特に、小さな子どもはよく体調を崩します。子どもの医療費は自治体によって完全無料のエリアもありますが、自己負担が必要なエリアにお住まいの場合は、突発的な支出に備えておきましょう。

 

保険にかかるお金

万が一病気になって手術が必要になったり、後遺症が残ってしまって働けなくなってしまったら、急に大きな出費が必要となるだけでなく、その後の家族の生活は一気に不安定なものとなってしまいます。

起きないことが一番ですが、いざという時のために保険で備えておくことは、結果的にトータルの支出を減らせる可能性があります。

また、保険に加入することで精神的な不安を軽減する効果も期待できます。

 

ただし、補償が重複すると保険料の払い損になる可能性があるため、やみくもに保険に加入するのは避けるべきです。また、保険料の安さだけで選んでしまうと、必要な補償が受けられない場合もあるため、慎重な選択が重要です。

内容をよく理解したうえで、加入を検討しましょう。

家族の安心と安全のためのお金

家族が多いと車での移動が便利ですが、車に乗る以上、事故にあってしまう可能性を0にはできません。

 

強制加入の自賠責保険は、対人賠償のみが補償対象ですが、任意の自動車保険なら、希望に応じた補償プランを選べるほか、事故対応や安全運転支援など、豊富なサービスが揃っています。

特に小さな子どもが同乗しているときに事故にあってしまうと、子どものケアをしながら事故対応をすることとなり、思うように動けないことも多いでしょう。

手厚くサポートしてくれる保険を選ぶことをおすすめします。

6人家族の生活を、工夫して楽しもう

今回は、6人家族の生活費や節約のためのポイントについてお伝えしました。月々の生活費を安く抑えるためには、収支をきちんと理解して、無駄なお金と削ってはいけないお金に分けて考えるのがおすすめです。

家族が多い分出ていくお金も多くなりがちですが、家族割引や、自治体の補助などで浮かせることのできるお金もあります。

工夫して6人家族の生活を楽しみましょう!

 

(2025年7月承認)GB25-300250

この記事を書いた人
あいおいニッセイ同和損保
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、個人及び法人向けに、テレマティクス自動車保険をはじめとした最新の保険や生活の安全にかかわる情報、企業のリスクマネジメントノウハウを提供しています。