4人家族の生活費はどれくらい?健康と安全のためのお金の不安に答えます ライフイベント 2025.07.30 生活費は家計の大きな負担となることが多く、その管理に悩む方も少なくありません。当記事では、4人家族の生活費がどれくらいかかるのか、また節約のためにどのような工夫ができるのかについてご紹介します。物価の高騰が続くなか、効果的な家計管理で賢く生活するための参考にしてみてください。 パンフレットを見る> 目次 4人家族の生活費で知っておきたいこと 4人暮らしの生活費は約【29万円】! 【年令別】子どもにかかるお金 4人家族の生活費 使えるお金はどのくらい? 4人家族、節約のコツは? ①通信料の節約で生活費を抑える ②光熱費の節約で生活費を抑える ③引越しの検討で生活費を抑える 健康と安全のためにかかるお金について 健康管理のためのお金 家族の安心と安全のためのお金 4人家族で安心安全に暮らすために 4人家族の生活費で知っておきたいこと まずは、4人暮らしの生活費を項目ごとに詳しくご紹介します。 4人暮らしの生活費は約【29万円】! 総務省が発表した統計データ「家計調査」によると、一般的な4人家族(ママパパ+子ども二人)の1ヵ月あたりの生活費は、およそ29万円です。主な内訳としては、食費84,143円、水道光熱費24,296円、被服12,480円、通信費12,676円、自動車等関係費23,730円、教育費30,816円となっています。 「家計調査報告書(家計収支編)令和4年(2022年)」の詳細はこちら 【年令別】子どもにかかるお金 4人家族の生活費は、子どもの年令によっても変動します。例えば、乳幼児期にはミルクや離乳食、おむつなどの消耗品費がかかります。未就学児になると、子どもの発育や成長に伴って、食費や衣服費が増加していくことが多いでしょう 。 子どもが小学生になると、教育関連の出費が増えはじめます。文部科学省が実施した「子どもの学習費調査」によると、公立の小学校に通学する小学生1人あたりにかかる教育費は、年間で月29,000円でした。 つまり、2人小学生がいれば月々およそ5.8万円の教育費がかかることになります。 「文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」」の詳細はこちら 4人家族の生活費 使えるお金はどのくらい? 4人暮らしの生活費について、まず気になるのは「自由に使えるお金はどれくらいあるのか」といった問題でしょう。一般的には、4人家族では月々34,000円ほどが娯楽に使えるお金だとされています。 また、「家計調査報告書令和4年」によると、4人家族の消耗品費は14,437円となっています。子どもの年齢に関わらず、一定の支出が必要となるため、家計の収支のバランスによっては貯金が難しいことがあるのも事実です 。 「家計調査報告書令和4年」の詳細はこちら 4人家族、節約のコツは? ここまで、4人家族における生活費の平均をご紹介しました。しかし、生活費の目安を理解するだけでは、家計の管理がうまくなるわけではありません。ここからは、4人家族の節約のコツについてご紹介します。 ①通信料の節約で生活費を抑える 現代は、インターネットの発展により、子どものゲームにもネット回線を使う時代です。そのため、生活費のなかでも通信費が大きな割合を占めているという家庭は少なくありません。通信費の節約でオススメなのが、格安スマホへの乗り換えや契約・料金プランの見直しです。特に、家族でバラバラのキャリアを使っている場合は、携帯会社を揃えることで家族割引が適用となり、大きな節約効果が見込めます。 ②光熱費の節約で生活費を抑える 通信費に続いて見直しをしたいのが、光熱費です。例えば、電力会社や契約プランを生活スタイルにあったものに切り替えたり、ガス・電気・ネット回線の契約をまとめてセット割引を適用したりする方法が考えられます。 また、古い家電を省エネ性の高いものに買い替えると、電気代を節約できる可能性があります。 消費電力の大きいエアコンや冷蔵庫は、 10年前後の耐用年数とされているものが多くなっています。 買い替えを検討する際は、消費電力にも目を向けて選ぶと良いでしょう。 ③引越しの検討で生活費を抑える 特に賃貸住まいの場合、家賃に家計が圧迫されている場合は、家賃の安い物件や、物価の安い地域を探すこともひとつの手です。ただし、引っ越しには相応の費用が発生します。そのため、まずは本当に住み替えた方が費用を節約できるのかをシミュレーションしてから判断しましょう。 また、家賃を重視しすぎるあまり、家族が暮らしづらさを感じてしまうのは本末転倒です。妥協が必要になる場面もあるかもしれませんが、家族全員で希望条件を整理し、優先順位をつけたうえで引っ越し先を選ぶことで、より満足度の高い住まい選びができるでしょう。 健康と安全のためにかかるお金について 家族全員が健康かつ安全に生活するために、最低限確保しておきたいお金もあります。節約も重要ですが、以下のお金はきちんと確保しておきましょう。 健康管理のためのお金 節約と聞くと、食費や消耗品費を削ろうとしがちですが、必要な支出まで減らしてしまうと、さまざまな弊害が生じます。例えば、食費をコストカットしようとして食事の量を減らすと、栄養バランスが崩れてしまうおそれがあります。 特に育ち盛りの子どもがいる家庭では、食事には気を付けてあげたいですね。 また、健康診断や定期検診などに発生するお金を削るのも、避けたほうが良いでしょう。定期的に健康診断を行うことで、大きな病気や大事に至る前に身体の悪いところを発見できます。 子どもに関しては、 定期健診である 3歳児健康診査などは無料ですが、任意で受ける定期健診は3,000円〜10,000円程度が自己負担となります。また、任意の予防接種やアレルギー検査なども自己負担です。 健康はお金では買えないため、あくまでも生活のなかの余分な費用をカットすることを心がけてください。 家族の安心と安全のためのお金 子どもが大人になるまで養育するためには、パパとママを含めた家族全員の健康や安全が必要不可欠です。そのため、家族を守るための生命保険や医療保険、家を守るための火災保険や住宅ローン保険なども検討するとよいでしょう。 特におすすめしたいのが自動車保険です。子育て世帯にとって車は便利な移動手段ですが、運転する以上、事故のリスクを完全にゼロにすることはできません。 万が一、子どもが同乗しているときに事故にあってしまった場合は、子どものケアと事故対応を同時に行う必要があり、冷静な判断が難しくなることもあります。強制加入の自賠責保険では対人賠償しか補償されないため、自分や家族のための補償や手厚い事故対応サポートが受けられる任意保険に加入しておくと安心です。 4人家族で安心安全に暮らすために 今回は4人家族のリアルな生活費の実態や節約のコツについてお伝えしました。4人家族の生活費は、お子様の年令によっても異なるものの、平均29万円です。通信料や光熱費の見直しで節約をしつつ、家族の健康と安全のための備えをし、4人家族の暮らしを楽しみましょう。 (2025年7月承認)GB25-300250 パンフレットを見る> この記事を書いた人 あいおいニッセイ同和損保 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、個人及び法人向けに、テレマティクス自動車保険をはじめとした最新の保険や生活の安全にかかわる情報、企業のリスクマネジメントノウハウを提供しています。 よく読まれている記事 【赤ちゃんを抱っこして車に乗っても良いの?】法律や正しい乗り方を紹介 自動車・安全運転 2025.04.30 子どもを助手席に乗せていいのは何歳から?リスクや注意点を徹底解説 自動車・安全運転 2025.04.30 妊婦さんの運転は大丈夫?妊娠中なら知っておきたいポイントを徹底解説! 自動車・安全運転 2025.04.30 使える保険は?子どもが車に傷をつけたときの対処法とやってはいけないこと 自動車・安全運転 2025.04.30