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キャンピングカーの年間維持費はどのくらいなの?内訳や相場、節約のポイントを解説!

  • 自動車・安全運転

pixta_95654447_M家族全員でのお出かけや車中泊に大変便利なキャンピングカー。しかし、「特種な車なので維持費が高くつくのではないか」と心配している方も少なくありません。当記事では、キャンピングカーの維持費の内訳や相場、節約のポイントについて解説します。
※記事中に記載されている金額は、すべて2024年3月時点の情報です

 

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【維持費にも関係】キャンピングカーの種類

一口にキャンピングカーといってもさまざまな種類があり、種類によって維持費も変わってきます。まずは、代表的なキャンピングカーの種類についてご紹介します。

バンコン

バンコンとは「バンコンバージョン」の略で、VANを改造しているという意味です。代表的な車種には、トヨタの「ハイエース」や日産の「キャラバン」などがあります。

キャブコン

「キャブコン」とは「キャブコンバージョン」の略で、トラックの荷台に居住スペースを載せた形のキャンピングカーです。代表的な車種には、バンテックの「ZiL」やナッツの「クレア・スティング」などがあります。

軽キャンパー

日本国内では軽貨物をベースにしたキャンピングカーも人気で「軽キャンパー」と呼ばれています。軽キャンパーには、バンをベースにした「軽バンコン」と、トラック後方に居住スペース追加した「軽キャブコン」の2種類があります。代表的な車種には、スズキの「エブリイ」やホンダの「N-VAN」などが挙げられます。

【何が違うの?】キャンピングカーの維持費の内訳

キャンピングカーの維持費は、さまざまな費用で構成されています。ここではキャンピングカーの維持費の内訳についてご紹介します。

税金

キャンピングカーにかかる税金には、「自動車税」と「自動車重量税」の2つがあり、どちらも車検に通すたびにかかる費用です。

 

「自動車税」は排気量によって区分され、軽自動車の場合は、年間で10,000円程度、普通自動車の場合は30,000100,000円程度の費用がかかります。

 

しかし、キャンピングカーは8ナンバー登録されているため、一般の車と比べて少し区分が異なり、同じ排気量の車であっても1520%ほど自動車税が安くなります。

 

一方、「自動車重量税」は車の重量に対して支払う税金です。重量0.5トンごとに課税され、車検の際にまとめて納付します。

保険料

保険料には「自賠責保険料」と「任意保険の保険料」の2種類があります。「自賠責保険」は公道を走るすべての車に加入が義務づけられている保険です。車両購入時、もしくは車検の際に対象期間の保険料を一括で支払います。

 

自賠責保険は被害者の身体に関する損害のみが対象となっているため、そのほかの部分を補填することになるのが任意保険です。被害者の車や民家などの施設、自分や搭乗者の身体や車両など、自賠責保険の範囲ではカバーできない部分を補います。

メンテナンス費用

メンテナンスにはさまざまな種類・パターンがあります。さほど手を掛けない場合は、金額もそれほどかかりませんが、手厚くメンテナンスを行う場合は、当然のことながらある程度の費用負担が発生します。

燃料費

キャンピングカーは架装を施しているため、ベース車よりも車重が大きく、燃費が悪い傾向にあります。また、架装によって前面投影面積が大きくなれば、その分空気抵抗も大きくなり、燃費も悪化します。

駐車場代

駐車場は車庫証明を取得する際に必要になりますが、民間の駐車場ではキャンピングカーの大きさから契約を断られるケースも珍しくありません。また、車体の大きさによって料金が変わってくる可能性もあります。特にキャブコン以上の大型キャンピングカーは、普通車1台分の区画に入りきらないため、2台分を契約するなどコスト負担が大きくなりがちです。

キャンピングカーの維持費はいくらくらい?

キャンピングカーの維持費は、車種や使用頻度によって違いがあるものの、メジャーなバンコンタイプ・8ナンバー登録の場合で、年間30万円~60万円程度と言われています。その内訳は、以下の通りです。

自動車税:40,800円/年
車検費用:100,000円~200,000円(2年に1度)※自動車重量税・自賠責保険等含む
任意保険料:35,000円~80,000円/年
ガソリン代:10,000円~30,000円/年
駐車場代:5,000円~10,000円/月
メンテナンス代:20,000円~50,000円/年

普通車などと比較すると決して安くはない価格に思えるかもしれませんが、8ナンバーは税金が優遇されるおかげで、イメージほどは高くならないのが特徴です。また、キャンピングカーを保有することで、宿泊費やレジャー費を節約できるというメリットもあるので、一概に高額な維持費とも言い切れないでしょう。

キャンピングカーの維持費節約のポイント

キャンピングカーの維持費を節約するためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここからは、キャンピングカーの維持費を節約するためのポイントをご紹介します。

燃費をよくする

エンジンオイルやタイヤの空気圧の維持・管理を適切に行うことで燃費が向上し、ガソリン代の節約が見込めます。また、不用意な急ブレーキ・急ハンドルを避け、エコドライブを心がけることで、燃料消費量やCO2排出量を削減でき、地球温暖化防止にも大きく寄与します。

駐車場代を抑える

なるべく安い駐車場を確保することもキャンピングカーの維持費を節約するうえで重要なポイントです。例えば、利便性の高いエリアから少し離れた場所にある駐車場は月額料金が安い傾向にあります。

 

毎日キャンピングカーを使用しない方や、駐車場から多少歩いても問題がないという方は、自分の住んでいる場所の付近だけではなく、少し離れた駐車場を探してみましょう。

 

また、観光地やイベント会場などに出かける際は、事前に駐車場を予約しておくのがオススメです。事前予約であれば、確実に駐車スペースを確保できるのに加えて、お得な割引が受けられる場合もあります。

保険料を抑える

キャンピングカーは高額な車両なので、事故や盗難にあったときの被害も大きくなります。そのため、乗用車以上に最適な任意保険への加入が重要です。自分に合ったプランであるか、またその補償が本当に必要なのかをよく確認したうえで加入を検討しましょう。

まとめ

キャンピングカーは家族やレジャーを楽しむのに最適の車両です。みんなでキャンピングカーに乗って出かければ、ママパパはもちろん子どもも楽しめるはずです。

 

キャンピングカーの維持費はやや高いものの、一般的な乗用車に比べて極端に高いわけではなく、工夫次第では節約も可能です。ぜひ当記事を参考にキャンピングカーの特徴を理解して、適切な購入・管理を実現しましょう。

 

 

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2024年11月承認 承認番号:GB24-300522

 

 

 

この記事を書いた人
株式会社マムズラボ
株式会社マムズラボでは、さまざまなジャンルでライター・編集者の経験を持つクリエイターが、オウンドメディアにおける記事制作や取材ライティングなどを行っています。

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