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子どもを助手席に乗せていいのは何歳から?リスクや注意点を徹底解説

  • 自動車・安全運転

pixta_26678657_M好奇心旺盛な子どもは、なんでも大人のマネをしたがりますよね。後部座席のチャイルドシートに乗せても、「助手席に座りたい! 」とごねられ、なかなか出発できない…なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

この記事では、子どもを助手席に乗せる際のリスクや注意点について詳しく解説します。子どもの安全を守りながら、笑顔でドライブを楽しむためのヒントを見つけましょう。

 

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子どもが車で着席する場所に規定はある?

そもそも、子どもが車で着席する場所に法律上の規定はあるのでしょうか? ここでは、チャイルドシートの設置場所について詳しく解説します。  

チャイルドシートの設置場所に法律上の規定はない

6歳未満の子どもは、チャイルドシートの使用義務が道路交通法で定められています。しかし、チャイルドシートの設置場所については言及していません。つまり、法律上では助手席でチャイルドシートを使用しても問題はありません。

安全性を考え後部座席が推奨されている

車内で最も安全な席とは、一体どこなのでしょうか? 衝突事故の種類や車種、シートベルトの着用状況などによって安全性は大きく異なります。一概にどの席が最も安全であるとは、断言できないのが現実です。

 

しかし、一般的には助手席よりも後部座席の方が安全である と言われています。後部座席は、運転席や助手席よりも前方から直接衝撃を受ける可能性が低いため、衝突時の衝撃を受けにくいと言えるでしょう。特に、後ろ向きでチャイルドシートを取り付ける必要がある1歳未満は、後部座席にチャイルドシートを設置するよう推奨されています。

子どもが助手席に乗るとなぜ危険なの?

「正直、チャイルドシートは子どもが嫌がるし、助手席の方が楽チン…」と考えるママやパパもいるでしょう。しかし、助手席は子どもにとって危険な場所であることを忘れてはいけません。

 

ここでは、子どもを助手席に乗せるリスクを詳しく解説します。安全なドライブのためには、危険性をしっかりと理解しておくことが大切です。

子どもがエアバッグに挟まれるから

助手席にはエアバッグが搭載されており、衝突時に作動します。エアバッグは成人を基準に設計されているため、体の小さい子どもは、エアバッグの衝撃で重傷を負う可能性があります。最悪の場合、命を落とすことも考えられるため大変危険です。  

助手席に座っている人が最もケガをしやすいから

左側通行の日本の道路は、右折時に交通事故が発生しやすい傾向にあります。右折時に左側から衝突した場合、最も危険性が高くケガをしやすいのが助手席です。  

子どもの言動に気を取られやすいから

子どもにとって車でのお出かけは、うれしくて興奮してしまうこともあります。いつもよりおしゃべりになったり、大きな声を出したりなど、運転に集中したくても、つい注意散漫になりがちです。好奇心旺盛な子どもは、ハンドルや車内のスイッチを触りたがることもあるでしょう。

 

助手席に子どもを座らせることで、思いがけない子どもの言動に気を取られ、前方不注意につながる可能性があります。  

子どもを何歳から助手席に乗せてもいい?

子どもの成長とともに、助手席に乗せることを検討する方もいるでしょう。ここでは、子どもを助手席に乗せても安全な年齢の目安と、安全に乗せるための注意点について解説します。

目安は10歳から11歳ごろ

車両の大人用シートベルトは、身長約140cm以上の方が対象です。平均身長が140cmに達する10歳から11歳ごろが、子どもを助手席に乗せても安全な年齢の目安と言えるでしょう。

 

また、10歳から11歳ごろになると、ある程度の判断力や行動力が身につき、車の中で安全に過ごすための指示を理解できるようになります。

年齢よりも身長を重視しよう

目安は10歳から11歳ごろとお伝えしましたが、子どもの成長スピードは個人差が大きいため、年齢よりも身長を重視して判断することをオススメします。子どもの身長が140cmを超え、大人用シートベルトが適切に装着できることを確認してから、子どもを助手席に乗せるようにしましょう。

やむを得ず小さい子どもを助手席に乗せる際の注意点は?

チャイルドシートは後部座席に設置するのが基本です。しかし、やむを得ず小さい子どもを助手席に乗せなければならないケースもあるでしょう。

 

小さい子どもを助手席に乗せる際は、以下の点に注意が必要です。

助手席のシートをできるだけ後ろに下げる

小さい子どもを助手席に乗せる際は、シートをできるだけ後ろに下げて座らせましょう。助手席のエアバッグが作動した時、子どもが挟まれてしまうリスクを軽減します。

後ろ向きのチャイルドシートは取付厳禁

助手席に、後ろ向きのチャイルドシートを取り付けるのは大変危険です。助手席のエアバッグが作動した際、後ろ向きのチャイルドシートが弾き飛ばされ、子どもが重傷を負う可能性があります。  

チャイルドシートの説明書をしっかり読む

チャイルドシートの種類によっては、助手席の使用が禁止されているタイプもあります。また、車種によって取り付け方が異なる場合もあるため、説明書をしっかり読んで、正しく取り付けましょう。  

自動車保険の補償内容を確認しておく

万が一の事故に備えて、加入している自動車保険の補償内容を確認しておくことも大切です。子どもを助手席に乗せるなら、いつも以上に安全運転を心がけなくてはなりません。必要に応じて、自動車保険の見直しも検討しましょう。  

子どもを助手席に乗せるリスクを理解し、安全運転を心がけましょう!

子どもを助手席に乗せることは、安全上のリスクが伴います。できる限り後部座席に乗せ、やむを得ず助手席に乗せる場合は、注意事項を必ず守り、安全運転を心がけましょう。  

 

 

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この記事を書いた人
株式会社マムズラボ
株式会社マムズラボでは、さまざまなジャンルでライター・編集者の経験を持つクリエイターが、オウンドメディアにおける記事制作や取材ライティングなどを行っています。

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