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【赤ちゃんを抱っこして車に乗っても良いの?】法律や正しい乗り方を紹介

  • 自動車・安全運転

pixta_54369179_Mチャイルドシートの着用は、新生児の時から義務づけられていることをご存知でしょうか?首も座っていない赤ちゃんを一人でチャイルドシートに乗せるのはかわいそう…と思うかもしれませんが、必ず守らなければならないルールです。当記事では、赤ちゃんのチャイルドシートに関する法律や正しい乗り方について解説します。

 

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赤ちゃんを抱っこして車に乗ったら違反になるの?

「赤ちゃんが生まれて退院するときやお出かけをするとき、抱っこして車に乗ってもいいの?」という疑問を持つママパパは少なくありません。まずは、チャイルドシートを使用しなかった場合の罰則と、同罰則が免除されるケースをご紹介します。

チャイルドシートの着用義務

チャイルドシートは、原則として6歳未満の子どもへの着用が法律で義務づけられています。そのため、幼児を車に乗せて運転するときには必ずチャイルドシートを使用しなければなりません。

どんな違反になる?

チャイルドシートを使用せずに、6歳未満の子どもを乗せて車を運転した場合は、「道路交通法違反」にあたります。違反定数は1点となっており、行政処分のみのため罰金などの刑事罰はありません。

 

違反点数が加点されるだけとはいえ、赤ちゃんの命を守るためにチャイルドシートは不可欠なものです。そのため、子どもを車に乗せる際には必ずチャイルドシートを用意し、着用することを徹底しましょう。  

チャイルドシートが免除される場合

授乳やオムツ替えなど、運転者以外の人がチャイルドシートを一時的に外さなければ赤ちゃんの世話を行うことができない場合には、チャイルドシートの装着義務が免除されます。また、ケガや急病で赤ちゃんを車に乗せる必要があるものの、チャイルドシートがない場合などには、同様にチャイルドシートの使用義務が免除されます。

赤ちゃんを抱っこして車に乗ったら危険なの?

ここまでチャイルドシートの着用義務や必要性についてご説明してきました。しかし、実際にチャイルドシートを着用せずに車に乗った場合、どのような危険があるのかについては想像しづらいものです。ここからは赤ちゃんを抱っこして車に乗った場合の危険性についてご紹介します。

赤ちゃんを抱っこして車に乗る危険性

警視庁が発表している「チャイルドシート関連統計」によると、令和4年度のチャイルドシート使用者率は78.7%で、前年比-0.8ポイントとなっています。(6歳未満幼児の自動車同乗中死傷者に占めるチャイルドシートを使用していた死傷者の割合)

 

また、チャイルドシートを適正に使用した場合とそれ以外の致死率の差は、4.6倍ともされており、チャイルドシートがどれほど子どもの命を守るために、必要なものであるかが伺えます。

 

「チャイルドシート関連統計」の詳細は、下記公式サイトをご参照ください。  

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/img/childseat/childseat_R4.pdf  

赤ちゃんの安全のためにチャイルドシートは正しく装着

チャイルドシートを使用していても、正しく座らせなかったり、車両への取付け固定が不十分であったりする場合には、交通事故時に赤ちゃんがチャイルドシートから飛び出してしまうおそれがあります。これではチャイルドシート本来の機能が十分に発揮できていませんよね。そのため、チャイルドシートを車に取り付ける際には取り扱い説明書をよく読んで、正しい使用方法を順守しましょう。

新生児でも使えるチャイルドシート

チャイルドシートは大きく分けると、「新生児(0歳~)から使えるもの」と「幼児期(1歳頃~)から使えるもの」、「3歳頃から使えるもの」の3つがあります。ここでは新生児でも使えるオススメのチャイルドシートをご紹介します。

進行方向に向かって逆向きに設置できるもの

0歳〜1歳までは、チャイルドシートを進行方向に向かって逆向きに設置します。これによって衝撃が背中で分散され、赤ちゃんの身体への負担が軽減します。また、赤ちゃんが正常な呼吸を確保するために、水平から45度の角度でチャイルドシートを取り付けることも、忘れてはならないポイントです。

心地よい素材で作られているもの

チャイルドシートを選ぶ際は、クッション性や素材の触り心地、吸汗性なども確認しておきたいものです。赤ちゃんは自律神経がまだ発達していないので、体温調整を発汗に頼らざるを得ません。そのためメッシュや吸水速乾の素材を採用してあり、赤ちゃんの背中のムレを軽減できる製品が望ましいと言えます。実際に手に取って確かめ、赤ちゃんの柔らかい肌の負担にならないものを選んでくださいね。  

ISOFIX取り付けorシートベルト取り付け

チャイルドシートの取り付けは、「ISOFIX(アイソフィックス)取り付け」もしくは「シートベルト取り付け」のいずれかの方法で行う必要があります。  

 

「ISOFIX」とは、シートベルトを使わずに取り付けできる国際規格のチャイルドシート固定方式です。一方「シートベルト式」は、車のシートベルトをチャイルドシートに通して座席に固定する方式で、「2点式シートベルト(2点固定)」と「3点式シートベルト(3点固定)」の2つがあります。車によっては、ISOFIX取り付けに対応していない場合があるため、車種適合表を使って確認すると良いでしょう。  

赤ちゃんを車にのせるなら自動車保険に加入しよう

小さな子どもを車に乗せる際は、当然のことながら安全運転が第一です。しかし、さまざまな原因で交通事故を起こしてしまう可能性は誰にでもあります。

 

どれだけ運転に慣れている人でも、事故時には動揺してしまうものです。そのようなときにもしかるべき対応が取れるように、サポートが充実している自動車保険に加入するようにしましょう。例えば、車に大きな衝撃が加わった時には自動的にコールセンターへ通知されるような保険であれば、赤ちゃんに気を取られて自分で連絡できなくても、迅速な対応が実現されます。また、 24時間365日対応 の保険であれば、休日、早朝、夜間時であっても安心です。

まとめ

今回は、赤ちゃんのチャイルドシートに関する法律や正しい乗り方についてお伝えしました。赤ちゃんの安全を守るためにも、車に乗るときは必ずチャイルドシートを使用しましょう。  

 

 

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この記事を書いた人
株式会社マムズラボ
株式会社マムズラボでは、さまざまなジャンルでライター・編集者の経験を持つクリエイターが、オウンドメディアにおける記事制作や取材ライティングなどを行っています。

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