育児の分担はどうやって決めるの?かしこく分担し不満をためない方法をご紹介 ライフイベント 2025.05.28 ママとパパの共働きが珍しくない現代では、育児の分担をどうやって決めるのかが大きな課題となっています。平等に分担しようとしても分担するための話し合いがうまく進まず、結論が出ないままになっているご家庭も多いのではないでしょうか。ママパパのどちらかに育児が偏ってしまうと、家庭不和につながる可能性もあるため、お互いが納得できる分担方法を見つけたいものです。 この記事では、ママとパパが上手に育児を分担するために、知っておきたいことを紹介します。育児の分担に悩んでいるママパパは、是非参考にしてください。 パンフレットを見る> 目次 育児の分担をする前に必要なものを洗い出す 本当にやらないといけないことは何? やらなくてもよいこと 育児の分担はどうやって決めるの ママとパパで話し合う 周りを巻き込む 思い込みを捨てる 送り迎えの担当はパパ?ママ? まとめ 育児の分担をする前に必要なものを洗い出す 子どもが小さいうちは、しっかりと子どもと向き合う時間を確保することが大切です。必要以外のことに時間をかけず、子供とのかけがえのない時間を大切に過ごすには、やるべきものとやらなくてもよいものを明確に区別する必要があります。 育児の分担を決める前に、区別する基準について考えてみましょう。 本当にやらないといけないことは何? 最も重視しなくてはいけないのは、子どもとの会話やスキンシップです。子どもがママパパを必要とする時間はあっという間に過ぎてしまい、子どもが小さいうちにもっと話せばよかった・一緒に過ごす時間を楽しめば良かったなどと考える先輩ママパパも多いものです。 文部科学省も、子どもの発達段階に応じて必要な接し方を公表しています。乳児期では、スキンシップを通じて子どもの情緒が安定し、信頼感を育むとされています。幼児期に入ると、さまざまな体験を通じて基本的な生活習慣を身につけるとともに、道徳性や社会性の基盤を育みますが、いずれもママパパのサポートが欠かせません。 親子の会話を通じて、子どもはコミュニケーション能力を身につけ、友だちとの接し方も覚えていくようになります。このように、子どもとの会話やスキンシップは、子どもの社会性を育てるためにとても重要です。 やらなくてもよいこと 育児以外の家事は、工夫次第で負担を大きく減らすことができます。以下のように手抜きできる部分を見つけてみましょう。 お米を研がなくても炊けるよう、無洗米を選ぶ どうしても忙しい時はお惣菜を購入する 買い物はネットスーパーを利用する 洗濯物を干さずに済むよう、乾燥機を使う 料理を作り置きしておく 洗濯物が溜まっても困らないよう、服やシーツを複数枚用意しておく 毎日「ながら掃除」をし、まとまった掃除は休日のみにする 食器洗い乾燥機を活用する お掃除ロボットや自動調理家電を購入する これらの中で、取り入れてみたいと思うものがあれば、ぜひママとパパで話し合ってみてください。 育児の分担はどうやって決めるの ここからは、育児の分担をどのように決めていけばよいのかをご紹介します。ママとパパだけで分担しきれない場合の方法についても考えてみましょう。 ママとパパで話し合う 最も大切なのは、分担についてママとパパがしっかりと話し合うことです。お互いの得手不得手に加え、仕事時間や通勤時間などを加味しながら、それぞれができることを決めていきましょう。無理をせず、毎日続けられるところから始めるのがオススメです。 また、分担を決めずにやれる方がやるという選択をするご家庭もあります。たとえば、早く帰ってきた方が保育園のお迎えに行ったりお風呂に入れたりするといった具合です。ママパパにとって最適な選択ができるよう、分担のルールを話し合うと良いでしょう。 周りを巻き込む 家の近所に、両親・祖父母・兄弟姉妹など頼れる親族がいれば、育児の分担をお願いできないか相談してみるのもひとつの方法です。ただ、現代は核家族が増えており、近くに頼れる人がいないと悩むご家族も増えています。このような場合は、ファミリーサポートセンターやベビーシッター・家事代行サービスなどを利用するのも有効な手段です。 ファミリーサポートセンターは、市区町村もしくは市区町村から委託を受けた団体が運営しており、地域で相互援助活動を行っています。ベビーシッターは、自宅などで子供の保育を請け負っており、自治体や企業で補助制度を設けているところもあります。家事代行サービスは、日常的な家事を依頼できる制度であり、ベビーシッター同様補助制度が利用できる場合があります。 上記の制度を利用したい場合は、登録が必要です。お住まいの自治体でどのような制度が使えるか、前もって問い合わせておくと良いでしょう。 思い込みを捨てる 最適な方法は、家庭ごとの考え方や子どもの性格、生活スタイルなどによって大きく異なります。育児はこうあるべきという考え方を捨て、家庭に合った方法を模索する姿勢が大切です。 先述した「やれる方がやる」という選択肢も、思い込みを捨てるための考え方です。分担を固定することで片方に負担が偏るのであれば、思い込みを捨ててやれる方がやることで気持ちが楽になり、効率良く育児を進められる場合もあります。 送り迎えの担当はパパ?ママ? 育児の中でも、ママパパどちらも関わる可能性が高いのが、保育園や習い事への送迎です。送迎に車を使うのであれば、自動車保険に加入しておきましょう。 家庭にあった自動車保険の検討をしてみてください。 まとめ 育児の分担方法の正解はひとつではなく、家族の数だけ答えがあるといっても過言ではありません。試行錯誤を繰り返しながらママとパパが納得できる答えを見出し、一緒に子どもの成長を見守っていきましょう。 パンフレットを見る> この記事を書いた人 あいおいニッセイ同和損保 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、個人及び法人向けに、テレマティクス自動車保険をはじめとした最新の保険や生活の安全にかかわる情報、企業のリスクマネジメントノウハウを提供しています。 よく読まれている記事 東北地方への子連れ旅行にオススメのサービスエリア・パーキングエリア5選 自動車・安全運転 2025.04.30 【赤ちゃんを抱っこして車に乗っても良いの?】法律や正しい乗り方を紹介 自動車・安全運転 2025.04.30 妊婦さんの運転は大丈夫?妊娠中なら知っておきたいポイントを徹底解説! 自動車・安全運転 2025.04.30 使える保険は?子どもが車に傷をつけたときの対処法とやってはいけないこと 自動車・安全運転 2025.04.30